ピンクリボン月間② 自己触診はいつする?
ピンクリボン月間に入るとTVなどでも乳がん検診の話題がたくさん出てきます。
乳がん検診と言えばマンモグラフィーが代表的ですが、「マンモグラフィーは痛い・・・。」と言うのが定説で敬遠されがちですが、日本人は欧米人との体質の違いからマンモグラフィーに写りにくいので、エコー検査との併用が最近は増えているようです。
1年に一度又は2年に一度の検診で早期に発見できると良いのですが、見落とされることも多く、気がついた時には進行していたということも良く聞きます。
しかしながら、乳がんは様々な癌の中でも唯一自分で見つけることが出来る癌でもあります。
乳がん検診を受けることはもちろん大事なことですが、日々の自己触診でも見つけることが可能な癌です。
ピンクリボン月間になるとTVでも自己触診の方法が紹介されています。正しい触診方法を知ることは大切ですが、案外その時はやってみるのですがその後はやらなくなってしまうことがほとんどです。
だから、ピンクリボン月間があるんですが・・・。
自己触診の方法はTV等の様々なメディアで紹介されているので、そちらで見ていただき・・・。
では、自己触診をいつやるのか?
ピンクリボン月間だけではなく、日々の生活の中に取り入れていくことが大切です。
私は誕生日が2月6日です。だから、毎月6日は入浴時に素手に石鹸を付けて丁寧に乳房から脇の下までを洗います。
素手に石鹸を付けて乳房を洗うと指先が敏感になりちょっとした変化にも気がつきやすくなります。そして、指腹が肋骨に届くようにしっかりと圧迫しながら洗うのもポイントです。
弊社では乳がん触診ファントムの作製も行っていますが、聖マリアンナ医科大学附属ブレスト&イメージングセンター 院長 福田護先生にご監修いただき、従来無かった肋骨を感じられる乳がん触診ファントムを開発しました。
乳がん触診には肋骨に届くまで指腹で圧迫しながら触診することがポイントです。
毎月1回丁寧に乳房を洗う日を決めると忘れなくなります。もしも忘れたら翌日でもいいんです。兎に角、毎月1回丁寧に洗う!
皆様も乳がん触診のポイントを実践してみて下さい。