西武学園医学技術専門学校 義肢装具学科

先々週から始まった西武学園医学技術専門学校 義肢装具科での手指エピテーゼ製作の授業。
日本国内の義肢装具科でエピテーゼ製作を最初に授業に取り入れたのが西武学園でした。当時の担当の教員が弊社へ電話をかけて来てくださり、
「あの~、本校でエピテーゼ製作を授業に取り入れたいのですが講師を派遣していただくことは可能でしょうか・・・?」
「ハイ、もちろん出来ますよ!」
「えっ!!いいんですか?」
「ハイ!出来ます!」
「他のところでは全部断られたのできっとダメだと思っていました。ありがとうございます!!」
「うちは最初からエピテーゼ製作技術を広げることが目的で始めたスクールですから、どこへでも講師の派遣をいたしますので、ご安心ください。」
当時は僅かに教えているところがありましたが、あくまでも自社のスタッフ教育の一つであり自社以外で教えることはなく、自社の技術を外部へ出すことは全くと言っていいほどありませんでした。
ですから、学校への講師派遣など考えられない状態でした。
しかし、弊社ではエピテーゼの存在を広く多くの患者様に知っていただくには技術者を養成しなければ何も始まらないと考え、技術者の養成が最重要であると考えておりましたので、呼ばれればどこへでも行って講演活動や技術指導をしていました。
そんな西武学園での授業も今年で10年目になりました。
毎年2年生に教えてきましたが、平均1クラス20人前後の学生たちがいますから200人以上の学生たちに教えてきたことになります。
今年も、優秀な学生がいそうな予感がして最終日が楽しみになってきました。