広島国際大学 リハビリテーション学科 義肢装具専攻
広島国際大学 総合リハビリテーション学部 リハビリテーション学科 義肢装具専攻 で非常勤講師を始めて早7年になりました。国内の大学の義肢装具科でエピテーゼ製作を最初に取り入れたのが広島国際大学でした。毎年東京から出張し3~4日間みっちりと1限目から5限目まで実習を行います。学生の皆さんは毎年楽しいと言ってくれます。少しお世辞もあるかもしれませんが、日々忙しい勉強や実習の中でエピテーゼ製作の数日間だけはいつもと違った授業で楽しいそうです。
毎年2~3人はとても上手な学生が現れます。すぐにでも商品として出せそうなものを作ってくれます。こういう学生が現れるのが私の楽しみでもあります。昨年からコロナ感染症対策として広島へ行くことが出来ず、リモート授業となりPCのモニターの向こうに学生たちがいます。学生たちがカメラ前に来て自分の作品を「先生みてください」と言って見せてくれるのですが、残念ながら細かいところまでは見えず、「いい感じに出来てるよ!」と励ましの言葉しか言えないのが残念です。毎年広島国際大学の義肢装具専攻に入学してくる学生の中には「エピテーゼ製作の授業がある」ということで入学してくる学生が数人います。そういう学生たちにとってはコロナ感染症の影響で授業が直接受けられないのは残念な思いをしていることでしょう。
いつもは校舎の上階にある宿泊施設に泊まり込みなので、夕方になると先生や学生たちと夕食を食べに街まで行ったり、時には恋愛相談までしてくる学生もいて楽しい時間です。来年は直接対面授業が出来ることを祈るばかりです。