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コラム

エピテーゼとは・・・?

エピテーゼとは、人の身体で無くした部分をカバーする物の総称(そうしょう)です。エピテーゼとはもともと歯の詰め物(金属)から来たことばと言われています。人間の身体の無くした部分と言えば歯が一番身近で、人として生まれてからずっと今まで続く問題だと言えましょう。すでに古代ローマ時代の人骨から歯のブリッジ跡が見つかっており、日本では江戸時代に作られた木の総入れ歯(そういれば)も確認されています。これらがエピテーゼの始まりと言えるでしょう。

今エピテーゼは、第1次・第2次世界大戦(だいいちじ・だいにじ、せかいたいせん)で発生したたくさんの人体欠損者(じんたいけっそんしゃ)を救う目的で発達(はったつ)したものです。より現代に近くなり使う素材が変化し、木や金属(きんぞく)からシリコーン樹脂(じゅし)や水性ビニール樹脂(じゅし)等に変わり、それらに特殊メイクの技術が加わって現在の様なエピテーゼへと変わってきました。

エピテーゼの技術は、人の日々の生活の質を保つ大変重要な技術なのです。